2010年06月17日

消費税増税反対、沖縄・普天間移設反対

 民主党が大勝した昨年の総選挙は、小沢の戦略が功を奏したと言っても過言ではない。だからこそ小沢による「影の支配」が可能だったが、次第に国民は反小沢に傾いていった。

 そこで、鳩山の失敗で急落した支持率を急いで回復し、参院選で再度圧勝するためには、反小沢のポーズが必要だった。

 菅直人を中心に、反小沢のポーズをとったことで、狙い通り、支持率はV字回復した。
 そこで、ここ最近の、菅が総理になる前後あたりからの民主党の動きを、わたしは次のように見立てている。

 この千載一遇ともいうべきチャンスを逃してはならないと、一気呵成に参院選に雪崩を打って突入したいところ、実は民主党には肝心要の“金”が無い。自民党はもちろんのこと、何かと邪魔な存在だった社民党や国民新党なんぞ気にする必要も無いほどの圧勝で単独過半数を取るためには、それ相応の軍資金が必要だが、それが無い。

 あの総選挙のときも、民主党の面々は、こう言っていた。「政策的には自民党とそんなに違いは無いんですよ。」ってね。

 菅直人が、反小沢ポーズで颯爽と登場したもんだから、国民の多くは忘れてしまったかもしれないが、たとえ反小沢ポーズをとろうと、民主党はずっと前から自民党とそれほど違わない政党なのだ。

 だから、金に困ったら財界・大企業に頼めばいいということに。そして金を出してもらう以上、その見返りが必要になる。だから、日本経団連の要望どおり、法人税減税とその穴埋めの消費税増税を、馬鹿正直にもセットで出してきていると、私は見立てている。それも、「企業の下支え」、「強い財政のため」と言って。

 しかし、法人税を減税したところで企業の収益が改善されるわけではなく、法人税を減税することで変わるのは、「税引き後当期利益」が増えるということ。この税引き後当期利益から株主への配当や内部留保を行うわけだから、結局のところ「税引き後当期利益が増える⇒内部留保や配当が増える⇒配当は株主が儲かる」だけ。

 今日のしんぶん赤旗も、この法人税問題について、詳しく、しかも易しく、解説を載せていたのを、さきほど読んだ。「だから、法人税が高くなれば、”労働者の賃金にしわ寄せがされる”とか、”企業の経営が立ち行かなくなる”などというのはゴマカシの理屈」と教えてくれている。

 「法人税を減税することは、大企業だけではなく、中小企業にとっても良いことなんだ」という人もいるが、冗談じゃない。中小企業が元気になるのは収益が上がることであって、株主を喜ばせることではない。現実にバタバタと倒産している原因は、「仕事が無い、収益が無い」なのだ。

 企業の下支えと言うのなら、企業の収益が上がるような政策をとるべきで、今回の法人税減税は、大企業への優遇税制以外の何者でもない。

今回の参院選のマニフェストで、民主党は、昨年の総選挙のときのマニフェストの多くをひっくり返している。まるでオセロの白黒反転のように。

 一点突破。この言葉が、今の民主党には相応しいことばだと私は見ている。「ここを突き抜けたら、自民党がやろうと思ってもできなかったことが、全部できちゃうぞ。なんせ、単独で過半数あるんだから。」

 許しちゃ、なんねえ、絶対に。

 消費税増税と法人税減税がセットで出されたことを批判し、沖縄普天間問題でもアメリカに行って交渉するなど、一貫して国民の暮らしと平和を守るために行動しているのは日本共産党だということが、ネット上でもジワジワと共通認識になってきつつある。

 今こそ、共産党を勝たせないと、ワシら庶民の暮らしは、行き詰っちまうぜ。
 
 
 
 
posted by flyhigh28 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt:  鳩山内閣の退陣をうけて、慌ただしく発足した菅内閣の支持率が60%超だという。民...
Weblog: M. H. Square.
Tracked: 2010-06-17 23:02

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