2010年06月12日

「是非とも私を信頼して」?!

騙すとき、欺くとき、裏切るときの典型的なキメぜりふ。テレビドラマで男が女を捨てる前に吐くコトバに似ている。政治家が国民を失意のどん底に叩き落す前、まじめに、真剣な眼差しで語りかけるコトバにそっくりだ。

菅新首相は所信表明の最後の方でこんなことを言っている。
・相手国に受動的に対応するだけでは外交は築かれないと学んだ
・この国をどういう国にしたいのか、時には自国のために代償を払う覚悟ができるか。国民一人ひとりがこうした責任を自覚し、それを背景に行われるのが外交
・日米同盟は、日本の防衛のみならず、アジア・太平洋の安定と繁栄を支える国際的な共有財産と言える
・これまで、日本において国家レベルの目標を掲げた改革が進まなかったのは、政治的リーダーシップの欠如に最大の原因がある
・つまり、個々の団体や個別地域の利益を代表する政治はあっても、国全体の将来を考え、改革を進める大きな政治的リーダーシップが欠如していた

そこで、実際にやったこと、やろうとしていることを検証すると、6日未明、オバマ米大統領との電話会談で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で鳩山政権が5月に米政府と合意した日米共同声明について、日米合意を順守する考えを表明した。

これは、「日米同盟は国際的な共有財産であり、国全体の将来を考えたら必要なことである。自国のために代償を払うことも覚悟すべきだから、日米合意は順守するんだ」と読める。

地域主権の徹底が不可欠と言い、総論の段階から各論の段階に進むときだと言っているが、傍で支えた鳩山前総理が公言し県民に期待を持たせ、そして今でも県民の圧倒的多数が望む「県外、国外移設」の思いを踏みつけておきながらである。

これは、テレビドラマではない。有権者は、傍観者的に、このキメぜりふを聞いていて良いのだろうか。

 

posted by flyhigh28 at 11:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by ブログランキング at 2010年06月12日 21:55
今からの外交は、平和外交です。世界中が東アジア共同体や友好条約などで対等平等の立場で話し合うのが基本になってます。軍事では解決しません。日米安保は必要ないのです。
世界中この数年間で軍事同盟は衰退していますよ。これからは友好同盟でしょう、助け合いの。
Posted by 山の案山子 at 2010年06月18日 16:19
山の案山子さん、これからは軍事同盟ではなく友好同盟という考え方に、わたしも賛成です。
Posted by flyhigh28 at 2010年06月18日 19:22
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