2009年10月07日

マルクス主義は北極星

9月半ばに病に倒れて、何も書けなかったが、いま病床からやっと書けるようになった。
つらつらと読んではいたが、記録しておけなかったものの一つに、
「『理想』の株価が暴落、閉塞感の中で北極星は輝く 資本主義の中で生き抜くためのツールとして 池上彰×的場昭弘【後編】」http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090916/204899/?P=1
がある。

最後の最後に、次のような対話で結んでいるが、けだし、インパクト十分である。世の多くの人に関心を持っていただきたいと思う。

マルクスは目的地ではなく、迷わないための「北極星」

的場 中世の封建社会から資本主義社会に変わるのだって、1000年くらいはかかっています。5年や10年で資本主義が変わるとかそういう話じゃない。だから『資本論』をはじめマルクスの本を、焦って読んでも仕方がない。マルクスは近代市民社会全体を疑ったのだから、読む側も長いモノサシを持つ必要があるんですよ。

池上 世の中は弱肉強食の資本主義なんだ、社会主義というのは昔、失敗して消えてなくなったんだというパラダイムを、現代人はまったく疑いません。

 それを前提に生きてきたときに、世界恐慌が起きて、克服したと思ったはずの貧困が社会問題化し、「どうも何かおかしいんじゃないか」と不安になる。でも何がおかしいか分からない。そこで冷静に自分の立ち位置を確認するためのツールが実はマルクスなんだろう。そう提起したいんですよね。

 今の社会を重層的に見るというかな。外側から内側を見る、中にいたものを外から見ることができるんじゃないか。そこで自分の生き方もまた違って見えてくる。

 そのときに、この世の中はおかしいんだよと、昔から指摘していたマルクスというツールがあった。今はそれを再発見する時期だと思います。

的場 そうです。マルクスの著作は、そこにたどり着くためのものと考えるより、理想を忘れないためのもの。いわば「北極星」なんですよね。

posted by flyhigh28 at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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