2010年08月11日

続『小説 会計監査』

 最近、マイケル・サンデルとかいうハーバード大学教授の「これからの正義の話をしよう」が話題になっているようだ。この先の生き方に自身を失い、迷っている人が多くいることの証だろう。

 そんなことを思っていたら、田原総一朗が日経BPNETで、”強欲な資本主義に「正義」はあるだろうか” なる記事を書いているのを、久しぶりに見たBPNETで目にした。

 その記事の中で、彼は、次のように言っている。
・ソ連などの共産主義が崩壊するのを見て、やはり資本主義が正しいのだ、経済における競争は良いことである、と思った。

・マルクスは、強欲資本主義の中での競争は格差を広げる一因で、だから資本主義は破綻すると言ったが、破綻したのは資本主義ではなく共産主義だった。東西冷戦が終わった1990年以後、私はアメリカを手本として進むしかないと思っていた。

・ところが、アメリカ経済はその後、強欲資本主義によって破綻してしまった。資本主義というのは、欲望の競い合いでもあるが、そこに経営者の自律心がないと暴走をする。その自律心を、アメリカの経営者は持っていると思っていたが、結局、彼らは持っていなかった。

・改めて資本主義経済を考え直さざるを得ない

・バランスが取れていたと思っていたアメリカの経営者たちが強欲を抑えられなかった。日本の1億円以上の報酬を受け取った経営者たちは大した問題で
はないが、アメリカで自己コントロールできない強欲な経営者たち氾濫しているとなると、「第二のマルクス」が必要になるのではないか。

 
・いま私たちは自由主義経済、資本主義経済を考え直さざるを得ない。改めて、そういう気持ちになって、私は戸惑っている。
 
彼と同じように戸惑っている人は多いのかもしれない。そういう人には、マルクス、エンゲルスの社会の見方を知ってもらいたいものだ。しかし、もっと身近に、日本共産党があるのにね。この党の先見的な国会論戦を、是非とも見てほしいものだ。
 
まったく立場が異なるとはいえ、しかしながら会計のスペシャリストの眼から、近年の資本主義の問題点を的確に突いているものが、実は今日読み終えた『小説 会計監査』だと、一言付け加えておきたい。
 
それは、後ほど紹介したいと思うが、137ページ以降の「小沼総理があれほどに、『構造改革』を打ち上げた『背景』は何であったんであろうか。」のクダリだろう。
 
このことは、とっくの昔に、共産党は言っていたが、なかなか国民の中に広く受け止められて行かなかった内容だ。「第二のマルクス」を言うなら、日本共産党の中に案外居ると思うのだが、これもなかなか受け入れられないのだろうか。
 
どうすれば、分かってもらえるのだろうねえ。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


posted by flyhigh28 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『小説会計監査』読み終えた

100811_141037.jpg昼休みや病院の待ち時間を利用して、やっと読み終えた。

今の仕事に絡むんで、ただの小説家なんかじゃなく、中央青山監査法人で評議会議長を歴任した人の、本人はフィクションだと言うけれど、読む者はドキュメンタリと思ってしまうほどの経済『小説』を、たまたま本屋の棚に見つけて、買ってしまったのだった。

携帯メールでの投稿は、これくらいにする。続きは、帰ってからとしよう。
posted by flyhigh28 at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログランキングのブログん家
人気ブログランキングへ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。